キンダークムクム三ツ藤の療育
「運動」「視知覚認知」を軸とした小集団プログラム
運動プログラム
学校体育(跳び箱・マット運動等)につながる運動を積み上げます。
- 一段階目「粗大運動・感覚統合」
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歩く・走る・ジャンプ・動物歩きといった、手足で支えて体を大きく動かす運動。
動きの中で基礎体力や、力加減、身体の部位や位置・サイズ感、バランス感覚を育てます。
- 二段階目「サーキットトレーニング」
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跳び箱・マット・トランポリン・平均台等を使用したサーキット運動。
運動課題を変えながら多様な動きを経験します。小集団で行う中でのルールを同時に身に着けていきます。
- 三段階目「コーディネーショントレーニング」
- マット、ラダー、ケンステップなどを利用した協応動作。
手足などを同時に複雑に動かす運動課題を行います。脳機能が活性化され、学習能力などにも役立つ「記憶力・思考力」などを育てることができます。小集団での指導技術を生かし、集団の中で「指示を聞く力」や「自己抑制の力」などを運動能力とともに向上させます。
- 最終段階「学校体育・競技スポーツ」
- マット運動、跳び箱運動、走運動、リズム運動などの学校体育種目。
学校体育では、習熟度を測るためのテストや運動会など、人前で「できる・できない」が可視化される状態になります。1~3段階をしっかりと積み上げ、スムーズに学校体育に取り組めるように準備します。
目(視覚認知)のトレーニング
目(視知覚認知)の機能は
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- 入力機能
- 見る、注視など
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- 処理機能
- 記憶・理解・操作など
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- 出力機能
- まねる、書くなど
目から入る情報を脳で処理し、意味のある形として認識する能力のことです。 小学校では各教科学習に入ると、「体育でお手本を見てまねる」「字を習得する」「黒板の字をうつす」など、あらゆる場面で目の機能を使います。
個別の状況に合わせて、 視線迷路、点つなぎ、立体パズル、紐通し、輪ゴムパターンボード等を行います。
目の機能が向上すると、運動や学習効果が上がります!
法人理念
私たちは、子どもたちをはじめ、そのご家族、地域の皆様、職員との絶え間ないコミュニケーション
〈アタタカイヤリトリ〉を大切にします。笑顔の〈アタタカイヤリトリ〉を通して、皆様の幸せを追求致します!
支援目標
私たちは自立と自律ができる子どもに育みます!
支援方針
「細やかな心」
・子どもたちが体験を共有することで、互いに豊かな感情を育んでいきます。
・集団での活動を通して、自尊心や思いやり、自己抑制などの力を育て、人と関わることを大切にします。
「健康な体」
・様々な運動の中で、学校体育につながる基礎運動の能力を高めます。
「豊かな感性」
・個性を大切に興味の幅を広げ、遊びの中で発見すること、感じることを大切にします。


